アメリカの音楽情報サイトSTEREOGUMより、音楽評論記事を翻訳してご紹介します
The Number Ones: Carole King’s “It’s Too Late”
By Tom Breihan
11:19 AM GMT-5 on January 31, 2019
キングは「It’s Too Late」の作曲を担当しましたが、作詞は彼女ではありませんでした。歌詞は友人のトニ・スターンによるもので、彼女がこれを書いた当時、ジェームス・テイラーと別れたばかりでした。(この曲はテイラーを題材にしたものだと考えられがちですが、スターンはそれを認めたことはありません。)
別れの歌ではありますが、多層的でニュアンスに富んだ作品です。キングが歌う語り手は、この関係の終わりに動揺したり、心を痛めたりはしていません。彼女は単に、二人の関係がもううまくいっていないこと、そして前に進むべき時が来たことを認めているのです。
「どちらかが変わってしまったのか/それとも、二人とも努力することをやめてしまったのか……。あなたはとても悲しそうに見えるし、私は自分が馬鹿みたいだ」。
彼女は、相手に「もう終わりだ」と伝えつつも、可能な限り丁寧に接しています: 「私たちが過ごした時間と、かつてあなたを愛していたことを嬉しく思います。」
キングはこれらの歌詞を書いたわけではありませんが、見事に歌い上げました。鋭く洗練された歌手たちのために長年楽曲を書き続けてきた末、キング自身は驚くほど個性的であることが判明しました。彼女の歌い方には会話のような気取らないリラックス感がある一方で、そこには強烈な迫力もあります。それは一聴してすぐわかる、独特の「ホーンのような」声です。私が特に好きな声というわけではありませんが、「It’s Too Late」にはぴったりです。
そして、キングはポップミュージックがどこへ向かっているかを明確に理解していました。
『Tapestry』はローレル・キャニオンのフォークロック・スクールに属していますが、その爽やかでゆったりとしたアレンジには、ジャズやソウルも取り入れられています。これは極めて重要なサウンドであり、ポップミュージックの流れを一変させるものでした。
しかし、私にはどうしてもしっくりきません。(これは『Tapestry』全体に言えることです。このアルバムで私が本当に好きな曲は「Where You Lead」だけですが、それも音楽以外の、『ギルモア・ガールズ』に関連する理由によるものです。)あのサックスの軽快な音色や、ごたごたとしたギターのフレーズ、ねっとりとしたフェンダー・ローズのコードを耳にすると、私の脳はただシャットダウンしてしまうのです。
(記事文章終わり)
Carole King – It’s Too Late の歌詞和訳
[verse]
Stayed in bed all mornin’ just to pass the time
There’s somethin’ wrong here, there can be no denyin’
One of us is changin’, or maybe we’ve just stopped tryin’
ただ、時の流れるままに、朝はずっとベッドで過ごした
これ、何かの間違いだわ、それは否定できないこと
二人のどちらかが変わってしまったのか、努力するのをただ止めたのか
[chorus]
And it’s too late, baby, now, it’s too late
Though we really did try to make it
Somethin’ inside has died, and I can’t hide
And I just can’t fake it, mm-hmm
もう遅すぎるわ、手遅れだわ
うまくいくように、すごく努力したけれど
隠しようもなく、内面の何かが落ちていったのよ
もう、見せかけも、ごまかしも効かないわ
[verse]
It used to be so easy, livin’ here with you
You were light and breezy, an’ I knew just what to do
Now you look so unhappy, and I feel like a fool
これまで、あなたとやってこれたのは、何の苦労もいらなかったものよ
あなたは元気そうで爽やかで、私はどうすればいいか分かっていた(問題はなかった)
今は、あなたはとても憂鬱そうで、私は自分が愚かしく見える
[chorus]
And it’s too late, baby, now, it’s too late
Though we really did try to make it
Somethin’ inside has died, and I can’t hide
And I just can’t fake it
もう遅すぎるわ、手遅れだわ
うまくいくように、すごく努力したけれど
隠しようもなく、内面の何かが落ちていったのよ
もう、見せかけも、ごまかしも効かないわ
[verse]
There’ll be good times again for me and you
But we just can’t stay together, don’t you feel it, too?
Still I’m glad for what we had and how I once loved you
また、二人が楽しく過ごせる時がやって来るでしょう
でも、一緒にとどまることは、もうできない、そう思わない?
今でも、二人が過ごした時間や、これまで、あなたを愛したことに感謝しています
[chorus]
But it’s too late, baby, now, it’s too late
Though we really did try to make it
Somethin’ inside has died, and I can’t hide
And I just can’t fake it
もう遅すぎるわ、手遅れだわ
うまくいくように、すごく努力したけれど
隠しようもなく、内面の何かが落ちていったのよ
もう、見せかけも、ごまかしも効かないわ
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翻訳 Temperamental Instrument The Flute
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翻訳はリーダーズ英和辞典(研究社)及び リーダーズ・プラス(研究社)を基本としています
