Kansas – Dust in the Wind ~歌詞和訳



Kansas – Dust in the Wind (Official Video)









学生時代はプログレッシブ・ロックが大流行りでした。
ピンク・フロイド、イエス、クリムゾンキング、フォリナーなどなど
毎日、スレレオで聴く曲はプログレばかり
ちょっと気が変になるんじゃないかと(ピンク・フロイドの「狂気」のせいで・・)
熱中する自分に怖くなりながら聴き続けていたのが懐かしいです


このカンサスも「暗黒への曳航」で有名でしたが、
Dust in the Windは「名声の空虚さについて深く思索を巡らせた一曲」だそうです。
サウンド的にも歌詞もじっくり味わえる曲ですね。
ギターとヴァイオリンの旋律が美しい・・・










オルタナティブミュージックに関する究極の情報源であるLouder より、音楽評論記事を翻訳してご紹介します







“I’d put it up there with any of the greatest ballads that have ever been written. You can’t replicate it”: How one of rock’s most moving ballads was written in 15 minutes with a little help from the Bible

By Dave Ling( Classic Rock )

Published 25 January 2026

Kerry Livgren’s existential ballad Dust In The Wind gave pomp rockers Kansas their biggest ever hit







「これまでに書かれたあらゆる名バラードと肩を並べる一曲だ。二度と再現することはできない」――ロック界屈指の感動的なバラードが、聖書からのインスピレーションを得てわずか15分で書き上げられた経緯とは…

著:デイヴ・リング(『Classic Rock』誌)

2026年1月25日公開


ケリー・リヴグレンが書いた実存的なバラード「ダスト・イン・ザ・ウィンド(Dust In The Wind)」は、ポンプ・ロック・バンド、カンサスに史上最大のヒットをもたらした。

人は往々にして、手元にある素晴らしいものに気づかないことがある。カンサスのギタリスト、ケリー・リヴグレンの場合もそうだった。1977年の夏、自宅で思いついたメロディを何気なく爪弾いていた彼に、その曲の可能性を指摘したのは妻だった。

「あれは元々、ケリーがアコースティック・ギターのフィンガーピッキングを練習するためにやっていたことだったんだ」と、カンサスのドラマー兼パーカッショニスト、フィル・エハートは説明する。「コード進行はできていたんだけど、妻のヴィッキーがそばを通るたびにこう言っていた。『ねえ、それを曲にしたらどう? すごくいい曲になると思うわ』。彼は最初は聞き流していたけれど、彼女はしつこく言い続けたんだ」

その後、ネイティブ・アメリカンの詩集を手に取ったリヴグレンは、個人的に強く心に響く一節に出会う。「我々は皆、風の中の塵(ちり)にすぎない(All we are is dust in the wind)」という言葉だ。

この言葉は彼に、旧約聖書の『コヘレトの言葉(伝道の書)』にある「すべては空(むな)しい(All is vanity)」という一節を想起させ、そこから人生の儚さをテーマにした歌詞を書き上げるに至った。

こうして「ダスト・イン・ザ・ウィンド」は、わずか15分で完成した。リヴグレンはその曲を小さな4トラックのテープレコーダーにデモとして録音し、バンドの次のリハーサルに持参した。

それでも、リヴグレンはバンド仲間にその曲を披露することに少し気後れしていた。おそらく、力強いサウンドを特徴とするカンサスにはあまり馴染みのない、軽やかでアコースティックな曲調だったからだろう。プロデューサーのジェフ・グリックスマンが「何か新しい曲はあるか?」と尋ねたときになって初めて、リヴグレンは「あるよ」と声を上げたのだった。 「『ポイント・オブ・ノー・リターン(Point Of Know Return)』の曲作りをしていた時のことさ」とイーハートは説明する。「彼がこう言ったんだ。『みんな、ちょっと変わった曲を持ってきたんだ。ドラムもベースも入ってないんだけどね』。彼はその曲を小さなオープンリール・デッキに録音してきていた。僕らがそれを聴くと、全員が圧倒されてしまった。ケリーは『えっ、気に入ってくれたの?』って感じでね」

「リッチ(・ウィリアムズ、ギタリスト)かスティーヴ(・ウォルシュ、リード・ボーカル/オルガン奏者)のどちらかが、『おい、これはヒット曲になるぞ! ラジオで流れるようなタイプの曲だ』と言ったのを覚えているよ。あの時のケリーの驚きようは忘れられないね」

「一聴しただけで、これはすごい曲だと確信したんだ」とイーハートは続ける。「長さはわずか3分半で、メロディが本当に美しかった。それにスティーヴが歌い始めた瞬間、『なんてことだ、これは素晴らしい!』って感じだった。だから、中間部やヴァイオリンなどを加えてアレンジを仕上げなきゃいけないと思ったんだ」

その結果生まれたのは、カンサスにとって最も繊細な楽曲の一つだった。それは、地方の無名バンドからアメリカ屈指の注目バンドへと駆け上がった彼らが、名声の虚しさについて思いを巡らせた曲でもあった。リヴグレンとウィリアムズが奏でる柔らかな響きのギターに乗せて、ウォルシュのボーカルが稀有なほどの脆さを帯びたバラードの世界を表現し、ロビー・スタインハートのヴァイオリンがそこにさらなる情感を添えている。

(記事文章終わり)












Kansas – Dust in the Wind の歌詞和訳






[verse]

I close my eyes

Only for a moment and the moment’s gone

All my dreams

*Pass before my eyes with curiosity


僕は目を閉じる
一瞬だけ、そして、その瞬間は過ぎ去る
すべて僕の夢は
好奇心にかられて、僕の目の前を通り抜ける



*with curiosity = 物珍しそうに; 好奇心にかられて




[chorus]

Dust in the wind

All they are is dust in the wind


風に吹かれる塵
すべて、それらは風に吹かれる塵







[verse]

Same old song

Just a drop of water in an endless sea

All we do

Crumbles to the ground, though we refuse to see


いつもの変わらぬ歌
絶えることのない海の一点の雫
すべて僕たちの振る舞いは
大地に崩れ落ち、誰も見て見ぬふりをする






[chorus]

Dust in the wind

All we are is dust in the wind

Oh, oh


風に吹かれる塵
すべて僕たちは風に吹かれる塵





[verse]

Now don’t hang on

Nothin’ lasts forever but the earth and sky

It slips away

And all your money won’t another minute buy


さあ、しがみつくんじゃない
大地や空以外に永遠に続くものはない
一瞬一瞬は消え去るもの
君のお金をもってしても、一分たりとも買い取れない





[chorus]

Dust in the wind

All we are is dust in the wind

(All we are is dust in the wind)

Dust in the wind

(Everything is dust in the wind)

Everything is dust in the wind

(In the wind)


風に吹かれる塵
すべて僕たちは風に吹かれる塵
風に吹かれる塵
すべては風に吹かれる塵



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翻訳 Temperamental Instrument The Flute

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翻訳はリーダーズ英和辞典(研究社)及び リーダーズ・プラス(研究社)を基本としています








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