Bruce Springsteen – Born in the U.S.A. ~歌詞和訳




Bruce Springsteen – Born in the U.S.A. (Official Video)








BBCより音楽評論記事を翻訳してご紹介いたします







Bruce Springsteen Born In The USA Review

Album. Released 1984.

BBC Review

Springsteen’s much-discussed genius lies in finding the humanity in the everyday…

P J Lucas 2007




ブルース・スプリングスティーン – ボーン・イン・ザ・U.S.A. レビュー

BBCレビュー

スプリングスティーンのよく語られる才能は、日常の中に人間性を見出し、それを力強く表現することにある…

P J ルーカス 2007


1988年、東ベルリン。
鉛色の空の下、お馴染みのシンセサイザーのリフが広大なアリーナに響き渡る。雷鳴のようなスネアドラムが、史上最も鳥肌の立つイントロの一つを際立たせる中、テレキャスターを手に持ったブルース・スプリングスティーンは、まだ最初のヴァースを歌い始める前から、コーラスを歌い始めた50万人の東ドイツ人に向かって視線を送る。

80年代後半、巨大な公園で50万人のドイツ人が「Born In The USA」と叫んでいる光景は、明らかに異様だ。彼らはアメリカ人ではない。彼らはアメリカ人であることを歌っているわけではないだろう?そうだろうか?

ボスのメガヒットアルバム、1984年リリースのタイトル曲「Born In The USA」は、多くの誤解を生んだ。同時に、不快なほど国家主義的であり、悪質な反アメリカ的であると非難されたこの曲は、ロナルド・レーガンを含む保守的なアメリカの政治家たちによって「古典的なアメリカの価値観」の模範として支持された。しかし、その痛烈な歌詞は、祖国に翻弄され、見捨てられたベトナム帰還兵の物語を語っているのだ。

「ケサンに仲間がいた

ベトコンと戦っていた

奴らはまだそこにいるのに、彼はもういない

サイゴンに小さな娘がいた

彼女に抱かれた彼の写真を持っている」


YouTubeでジョン・セイルズ監督によるこの曲のミュージックビデオを見てほしい。決定的な場面は終盤に訪れる。左目のあった場所に穴が開いた、笑顔の帰還兵の姿が映し出されるのだ。

映像と音声の同期は悪いものの、革ジャンを着たスプリングスティーンの歌声は恐ろしいほど激しい。ブルースが絶望的な歌詞を吐き出す映像と共に聴くと、この曲は単なる愚かで愛国的な合唱曲以上のものだとわかる。それは、遠い昔の友人たち、裏切りの政府、愚かな戦争、失業、そしてもうどうでもいい、肺が破れるまでコーラスを叫び続けよう、という叫びにも似た、荒々しい賛歌なのだ。

スプリングスティーンのよく語られる才能は、日常の中に人間性を見出し、それを荒々しい威厳をもって表現し、まるでマッドマックスのような姿でそれを成し遂げることにある。だからこそ、冷戦時代の憂鬱とイケてないヘアスタイルを抱えたドイツの友人たちは、何十万人もの人々が一緒に歌っているのだ。政治的、国家的な大きな隔たりがあるにもかかわらず、違いよりも共通点の方が多いのだ。

アルバムに収録されている他の曲はどうか? 不穏で切ない「I’m On Fire」を除けば、全体的に馴染みのある曲ばかりで、ブルースとEストリート・バンドのミュージシャンたちによる安定したロックとソウルが楽しめる。「Glory Days」や、抑えきれないほどキャッチーな「Dancing In The Dark」も収録されているのは嬉しいボーナスだ。

しかし、どの曲も1曲目のように愚かになったり、複雑になったりすることはない。

(記事文章終わり)









Bruce Springsteen – Born in the U.S.A. の歌詞和訳






[Verse 1]

Born down in a dead man’s town

The first kick I took was when I hit the ground

End up like a dog that’s been beat too much

*’Til you spend half your life just coverin’ up, now

死人のような街に生れ落ち
ハイハイした時から、蹴飛ばされた
今、人生の半分にわたって人目を盗んで生き
打ちのめされた犬のような終わりを迎える


*cover up=(醜聞などを)押し隠す





[Chorus]

Born in the U.S.A.​

I was born in the U.S.A.​

I was born in the U.S.A.​

Born in the U.S.A. now

アメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
今、アメリカに生まれた





[Verse 2]

*Got in a little hometown jam

So they put a rifle in my hand

Sent me off to a foreign land

To go and kill the yellow man

小さな故郷の雑踏で危害を受けて
みんなが俺の手にライフルを持たせた
黄色人種を殺しに行くために
俺を外国へ送り出した


*get=危害を受ける





[Chorus]

Born in the U.S.A.​

I was born in the U.S.A.​

I was born in the U.S.A.​

I was born in the U.S.A.​

アメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた
俺はアメリカに生まれた






[Verse 3]

Come back home to the refinery

Hirin’ man says, “Son, if it was up to me”

Went down to see my V.A. man

He said, “Son, don’t you understand now?”

故郷の精製所へ戻ると
採用担当が「私に権限があればねぇ」と言う
退役軍人局の担当に会いに行った
「君はまだ分らんのかね」と彼は言う





[Interlude]

Oh, yeah

No, no

No, no, no

なんてこった
なんてこった






[Verse 4]

I had a brother at Khe Sanh

Fightin’ off them Viet Cong

They’re still there, he’s all gone

He had a woman he loved in Saigon

I got a picture of him in her arms, now

ケサンに仲間がいた
ベトナム解放戦線と戦っていた
奴らはまだそこにいるが、彼はもういない
彼はサイゴンに愛した女性がいた
彼女の腕に抱かれる彼の写真を今も持っている





[Verse 5]

Down in the shadow of the penitentiary

Out by the gas fires of the refinery

I’m ten years burnin’ down the road

Nowhere to run, ain’t got nowhere to go

刑務所の影の下(影に怯え)
製油所のガス火のそばにたたずみ
俺は十年もの間、道程(道のり)を燃やしている
逃げ場もなく、行く当てもない





[Chorus]

Born in the U.S.A.​

I was born in the U.S.A. now

Born in the U.S.A.

I’m a long gone Daddy in the U.S.A. now

Born in the U.S.A.​

Born in the U.S.A.​

Born in the U.S.A.​

I’m a cool rocking Daddy in the U.S.A. now

アメリカに生まれた
今、俺はアメリカに生まれた
アメリカに生まれた
今はもう、アメリカで消えゆく父になってしまった
アメリカに生まれた
アメリカに生まれた
アメリカに生まれた
今はもう、アメリカで素敵なロックの父になってしまった



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翻訳 Temperamental Instrument The Flute

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翻訳はリーダーズ英和辞典(研究社)及び リーダーズ・プラス(研究社)を基本としています





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