ミュージカル『ウェイトレス』のナンバーです
ダイナーのウエイトレスとして働く主人公が
妊娠、家庭内暴力、不倫に悩まされながら
自分を見失っていることに気付きます
もうこんな生活は嫌と
以前から貯めてきたお金があったのですが
それも見つけられてしまって
私はもうここから抜け出せないのかと
精神的にどん底の中で歌われる迫真の舞台シーンです
苦痛の中で自分の人生を、いかに生きるべきかの選択を迫られ
自身の内面と葛藤する主人公のウェイトレスを描いています
圧倒的な情感描写で切々と歌われるこの歌は
聴く人の内面に深く迫ってくるものがありますね
次に
The New York Times の記事を翻訳してご紹介します
サラ・バレリスが歌った「She Used to Be Mine」
ファンはそれを自分のものにしました
文:マイケル・ポールソン
「時に、歌はそれ自身の人生を歩むことがある」
サラ・バレリスは、ブロードウェイ・ミュージカル『ウェイトレス』のナンバー
「She Used to Be Mine」を書いたとき
あまりにもめちゃくちゃ具体的
(「彼女はこのすべてが混ざり合って、美しいパイに焼かれている」)だったため
コンサートで披露することに自意識過剰を感じたと言います
しかし、観客は自分自身で判断するものです
妊娠し、虐待を受けたウェイトレスが
叶わなかった夢を振り返るために書いたこの曲は
思いがけず、男性や子供、あらゆる種類のシンガーから支持されました
「この歌が語りかける範囲は
私が予想していたよりもずっと広いのです」とサラ・バレリスは言います
さらに、
「私たちが誰であるか
そして私たちが誰であろうと思ったかという間の隔たりは
常に私たちが協議交渉のテーブルについているものなのです」
(記事文章終わり)
Sara Bareilles – She Used To Be Mine の歌詞和訳
[Verse 1]
It’s not simple to say
Most days I don’t recognize me
That these shoes and this apron
That place and its patrons
Have taken more than I gave them
言葉にするのは難しいけれど
毎日決まったように、自分のことが分からなくなる
ここにある靴やこのエプロン
このダイナーや贔屓の常連客
みんな私が与えた以上に受け取っていった
[Verse 2]
It’s not easy to know
I’m not anything like I used to be
Although it’s true
I was never attention’s sweet center
I still remember that girl
思い出すのは難しいけれど
こんな私じゃなかった
惚れ惚れする注目の的なんかではなかったのは、本当のことだけど
あのときの自分を今も覚えている
[Chorus]
She’s imperfect, but she tries
She is good, but she lies
She is hard on herself
She is broken and won’t ask for help
She is messy, but she’s kind
She is lonely most of the time
She is all of this mixed up
And baked in a beautiful pie
She is gone, but she used to be mine
彼女は欠点があるけれど、努力する
彼女はいい人、だけど嘘も言う
彼女は思い詰めて自分につらく当たる
彼女は打ちひしがれているのに、助けを求めない
彼女はだらしないけれど、思いやりがある
彼女は大抵いつも孤独
彼女はこんなにごちゃ混ぜにして
焼き上げた素敵なパイなの
以前の自分はどこへ行った、彼女は本当の自分だった
[Verse 3]
It’s not what I asked for
Sometimes life
Just slips in through a backdoor
And carves out a person
Who makes you believe it’s all true
And now I’ve got you
それは私が探し求めていたものではない
時として人生というものは
裏口からこっそり通り抜け
全部そうなんだと信じ込ませる人間を
努力苦労して作り上げる
そして、ついに私はそんな人間になってしまった
[Verse 4]
You’re not what I asked for
If I’m honest, I know
I would give it all back for
A chance to start over
And rewrite an ending or two
For the girl that I knew
おまえは私が探し求めていたものではない
率直に打ち明ければ、私には思うところがある
やり直すチャンスがあれば
ぜんぶ投げ打つつもり
ほんとうの自分のために
エンディングのひとつやふたつ書き直そう
[Bridge]
Who’ll be reckless, just enough
Who’ll get hurt
But who learns how to toughen up
When she’s bruised and gets used
By a man who can’t love
And then she’ll get stuck
And be scared of the life that’s inside her
Growing stronger each day
‘Til it finally reminds her
To fight just a little
To bring back the fire in her eyes
That’s been gone, but used to be mine
Used to be mine
向こう見ずになるのも、かろうじて足りるだけ
傷つくこともあるだろうし
どうしたら強くなれるのだろうかと
愛のない男に傷つけられ利用され
そうして彼女は動きがとれなくなる
彼女の内面にある最も大切なものに恐れを抱きながら
彼女は日ごとに強くなっていく
ついに本当の自分を思い出すまで
彼女の瞳に火のような輝きを呼び起こす
以前の自分はどこへ行った、彼女は本当の自分だった
本当の自分だった
[Outro]
She is messy, but she’s kind
She is lonely most of the time
She is all of this mixed up
And baked in a beautiful pie
She is gone, but she used to be mine
彼女はだらしないけれど、思いやりがある
彼女は大抵いつも孤独
彼女はこんなにごちゃ混ぜにして
焼き上げた素敵なパイなの
以前の自分はどこへ行った、彼女は本当の自分だった
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翻訳 Temperamental Instrument The Flute
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翻訳はリーダーズ英和辞典(研究社)及び リーダーズ・プラス(研究社)を基本としています
