高校生の頃、レコードを鳴らしながらフォークギターを演奏したものです。
S&Gが使う同じ硬質のギター弦を取り寄せて、私も使っていました。
曲の最後の12弦ギターの見せ場には、心を奪われ
毎日のようにギターを弾いたのが懐かしい思い出です。
私の高校の英語の授業でもこの歌と歌詞が取り上げられて
みんなで聴いたのは、今でも忘れられません。
American Songwriterより、音楽評論記事を翻訳してご紹介します
The Meaning Behind Simon & Garfunkel’s Poignant Masterpiece “The Boxer”
By Lorie Liebig
Updated: September 11, 2023 3:53 pm
サイモン&ガーファンクルの心に響く名曲「ザ・ボクサー」に込められた意味
著者:ローリー・リービッグ
更新日: 2023年9月11日 午後3時53分
影響力のあるフォークデュオ、サイモン&ガーファンクルは、最新シングル「ミセス・ロビンソン」の成功をまだ噛みしめている最中、楽曲「ザ・ボクサー」がラジオ局やレコード店に送られました。
この感動的な物語性豊かな曲は、苦難の時代に生きるすべての人々のアンセムとなりました。
1969年の初リリース以来、「ザ・ボクサー」は音楽史における確固たる地位を築き、彼らの最も影響力のある作品の一つとして頻繁に挙げられています。
それでは、「ザ・ボクサー」に込められた深い意味と、その歌詞が今日に至るまでリスナーに与え続ける影響について、詳しく探っていきましょう。
歌詞について
ポール・サイモンは「ザ・ボクサー」において、ニューヨーク市での日々の生活に耐えようとする若者の物語を描いています。
短い導入部を経て、この曲は語り手の貧困生活、そして性産業従事者たちとの関わりを、詩的とは言い難い表現で綴っています。
労働者の賃金だけを求め、仕事を探しに来る
しかし、何の申し出もない
ただ7番街の娼婦たちからの誘いだけ
確かに、孤独のあまり
そこに慰めを求めたこともあった、ララララララ
続く数行でサイモンは、手の届かない成功を追い求める主人公の孤独な生活の厳しい現実を描写します。彼はニューヨークの風景の中に存在する、文字通りにも比喩的にも厳しい環境について思いを巡らせます。
そして私は冬服を並べながら、ここを離れたいと願う
帰ろう
ニューヨークの冬が私を苦しめず
私を導かない
故郷へ
曲の最後の節で、語り手は遠くから自らの人生を振り返ります。彼が乗り越えてきた苦痛や試練は記憶に残るものの、もはや彼を定義づけるものではありません。
代わりに「ザ・ボクサー」はそれらの記憶を置き去りにし、新たな日へと前進することを選択するのです。
開けた場所にボクサーが立つ
職業はファイター
彼は刻印を背負っている
彼を倒したグローブの
あるいは叫び声をあげたほどの
傷跡を
怒りと恥辱の中で
「去るんだ、去るんだ」
しかし闘い手はなおも残る
意味
ポール・サイモンの魅惑的で比類なき芸術的叙情性が『ザ・ボクサー』において主役を務め、各章を分かつように、コーラスごとに「ライ・ラ・ライ、ライ・ラ・ライ」という力強い反復が響き渡ります。
プレイボーイ誌のインタビューで、サイモンは『ザ・ボクサー』の歌詞執筆に着手するきっかけとなった思考と経験について語りました。
「当時、聖書を読んでいたと思います」と彼は回想します。「『労働者の賃金』や『貧しい地区を探し求める』といった表現は、おそらく聖書に由来するものです。この曲は私自身についてのものだったと思います。皆が私を打ちのめし、今ここで言っておきますが、止めてくれなければ私は去るつもりです」
デュオの成功が拡大するにつれ、否定的な意見も増え始めました。サイモンは、この変化を不快でありながらも、どこか清々しいものと感じていたのです。
「その頃には初めて批判に直面していました」と彼は説明します。「最初の数年は純粋な称賛だけでした。私たちがイギリスから現れた奇妙な存在ではなく、クイーンズ出身のロックンロールを歌っていた二人の男だと人々が気づくまでに、2、3年を要したのです。もしかすると、私たちは本物のフォークシンガーですらなかったのかもしれません!ヒッピーですらなかった可能性すらあるのです!」
歌詞の構造やテーマに関する批判的な評価は数多く存在するものの、「ザ・ボクサー」は現代文化の中で繰り返し再評価されてきました。数十年にわたり、ウェイロン・ジェニングス、ケイク、マムフォード・アンド・サンズなど、数多くのアーティストがこの曲をカバーしているのです。
2001年には、サイモンが9.11同時多発テロ事件後初の『サタデー・ナイト・ライブ』で「ザ・ボクサー」を披露しました。この感動的なパフォーマンスは、甚大なトラウマと悲嘆の中にあっても前進し続けたニューヨーク市民の力強さと犠牲者への追悼の意を表するものとして受け止められました。
(記事文章終わり)
Simon & Garfunkel – The Boxer の歌詞和訳
[Verse 1]
*I am just a poor boy, though my story’s seldom told
I have squandered my resistance for a pocketful of mumbles
Such are promises
All lies and jest
Still a man hears what he wants to hear
And disregards the rest, hmm
僕はただただ貧しい少年なんだ、でも僕のことが人の口に上ることはまずない
ポケットいっぱいのつぶやきでもって、抵抗することに彷徨ったんだ
そんな裏付けは、すべて嘘とからかい
いまだ、人は聞きたいことに耳を傾け
それ以外は顧みない
*I am just a poor boy, though my story’s seldom told =
僕はただただ貧しい少年なんだ、でも僕のことが人の口に上ることはまずない
やがてボクサーを志す貧しい少年が、まだ無名の時代であることを表現していて
暗に、この歌の「夢や希望」「若者の闘い」のモチーフを仄かに描写していて
出だしの最初の一文として、感動的な文章になっています。
[Verse 2]
When I left my home and my family
I was no more than a boy
In the company of strangers
In the quiet of the railway station
Runnin’ scared, laying low
Seeking out the poorer quarters, where the ragged people go
Looking for the places only they would know
僕が家や家族を離れたとき
僕は少年に過ぎなかった
見知らぬ人たちとの交わりの中
駅の静寂に包まれて
恐れを抱いて逃げ回り、身を潜め
みすぼらしい人々が集まる、貧しい場所を探し求めた
彼らだけが知る場所を探して…
[Chorus]
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
[Verse 3]
*Asking only workman’s wages
I come lookin’ for a job but I get no offers
Just a come-on from the whores on 7th Avenue
I do declare, there were times when I was so lonesome
I took some comfort there, la la la la la la la
労働者の賃金だけを求めて
仕事を探しに来たが、オファーは無かった
7番街の娼婦の誘いがあるだけ
ハッキリ言って、とても寂しい毎日だった
そこで、いくらか慰めをもらったのも事実なんだ
*Asking only workman’s wages = 労働者の賃金だけを求めて
貧しい時代の貧しい地域のおどろおどろしい仕事の状況(犯罪や売春や賭博や)を示唆する一文で
彼が真面目な青年で真っ当な仕事だけ求めていたことを描いている
(=しっかりとしたボクサーの夢や希望を持って生きている、人生を闘っている)
[Chorus]
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
[Verse 4]
And I’m laying out my winter clothes and wishing I was gone
Goin’ home
Where the New York City winters aren’t bleeding me
Leading me
Going home
僕は冬服を広げて、もう立ち去ろうと思った
家に帰ろう
ニューヨークの冬が僕の心を痛めない家へ
僕を連れて行って
家へ帰ろう
[Verse 5]
*In the clearing stands a boxer
And a fighter by his trade
And he carries the reminders
Of every glove that laid him down
Or cut him till he cried out in his anger and his shame
*”I am leaving, I am leaving”, but the fighter still remains
晴れて、ボクサーは立ち向かう
職業はファイター
彼は彼を倒したすべてのグローブの
あるいは、怒りと恥辱の中で彼が叫ぶまで彼を傷つけた
背景(記憶や思い出)を背負っている
僕は立ち去る、僕は立ち去る、だがファイターはいまだそのままだ(ボクサーを続ける)
*in the clear = «口» 疑いが晴れて;借金してない;動きや視界を妨げるものがない,自由で.
*”I am leaving, I am leaving”, but the fighter still remains
= 僕は立ち去る、僕は立ち去る、だがファイターはいまだそのままだ
彼が乗り越えてきた苦痛や試練は記憶に残るものの、もはや彼を定義づけるものではありません。
代わりに「ザ・ボクサー」はそれらの記憶を置き去りにし、新たな日へと前進することを選択するのです。
この歌のモチーフは「若者の夢や希望と闘い」
[Chorus]
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie
Lie la lie, lie la lie la lie la lie, la la lie la lie
I love you
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翻訳 Temperamental Instrument The Flute
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翻訳はリーダーズ英和辞典(研究社)及び リーダーズ・プラス(研究社)を基本としています
