
錦織健 テノールリサイタル
出演者 錦織健(T) 河原忠之(p)
演奏曲目
シューベルト:アヴェマリア
スッペ:恋はやさし野辺の花よ
越谷達之助:初恋
山田耕筰:箱根八里は、この道
ロッシーニ:過激「セビリアの理髪師」より’’空はほほえみ’’
ラカジェ:アマポーラ 他
会場 いずみホール
ここは大阪のいずみホール
錦織健さんのリサイタルは私自身これで二度目になります
いずみホールはウィーン学友協会の黄金の間のように
甘い音色の響きを堪能させてくれるホールとして関西では有名です
そして声楽家たちの間では「いずみホールにはミューズがいる」と語られています
声楽家の人々の言葉を借りれば
「それは音色に温かみがあって、響きが良くて」
まさに音楽の女神の存在を思わせるホールなのです

そんな素晴らしいホールで錦織健さんの歌声が響きました
錦織さんの声は色気がありますね
声量もあり声の質が清純で美しく
心の深いところに響いてきます
そんな高い芸術性の一方で
トークが流暢でユーモアに溢れ
たいへん楽しく会場中のお客さんが声を出して笑っていました
暖かみ 品の良い色気 迫力と優しさ
人間から醸しでる風韻に人を引き付ける魅力があります
途中、ギターを片手に歌いながら
客席をぐるっと一周して触れ合います
私たちの側まで近づいて来てドキドキさせてくれました
終わってみればすっかり心を温められて
とても幸せな気持ちになるのでした
あとから一人になって振り返って
愛があることに気づかされました
