
クラシック音楽には「日本人に無い音階」というのがあります
日本人には演歌の音階はありますが、クラシックの音階はありません
リズムにしても音階にしてもクラシック演奏をする時は、アマチュアは特にそれが問題となります
プロの音楽家なら子供の頃からクラシック音楽一色の生活で
そうして音楽感性を磨き養い、後天的に身に付けているように思われます
以前、日本センチュリー交響楽団のフルート首席奏者の永江真由子さんに
コンサートホールのロビーでお会いした時に
その辺のお話を聞かせていただいたことがあります
彼女の話によりますと、「オーケストラの交響曲にしても、一つの楽曲を作り上げる時は
楽団員一人一人、芸術性や音楽感性も違えば、アイデンティティーも異なりますが
私たちは指揮者とお互いにリスペクトし合いながら、ここはこうしようと話し合って
楽曲を作り上げています。」と話されていました
私が、「違うものを一つにして、これだけ合っている演奏をされるなんて凄いことですね」
「指揮者の求めているものに応えられるところが皆さんプロですね
引き出しが多くないと要求に答えられませんものね」
「私たちアマチュアは個性の違うものを一つに作り上げるのに
どうしても難しいものがあるのですよ」と言いますと
彼女は笑顔でただただ黙って聞いておられました
そう言えば、かつて関東のあるプロオーケストラのヴァイオリニストに
「どんな感じでいつもされているのですか」と聞きましたところ
指揮者の方が「ここはこうして」と言ってきたときに
「そう来るか」って感じでいつもやっていますよ
と話してくださいました
クリエイティブで楽しそうな中にもきっと譲れない魂があるのでしょうね
