Roxette – It Must Have Been Love (Pretty Woman) 〜歌詞和訳


Roxette – It Must Have Been Love (Official Music Video)








イギリスの大手大衆紙 The Guardian の評論記事を翻訳してご紹介します



It Must Have Been Love: ロクセットのパワー・バラードは痛みの傑作

By Dave Simpson

恍惚とした音楽と苦悩に満ちた歌詞を融合させるというモータウンの青写真を踏襲することで、

ロクセットは究極の別れの曲を作り上げました

ニュース

ロクセットのシンガー、マリー・フレドリクソン61歳、死去

2019年12月10日(火)16.55 GMT



17年間の闘病の末に亡くなったマリー・フレドリクソンが歌った

ロクセットの『It Must Have Been Love』は、80年代最高のパワー・バラードであり、

おそらく最高の別れの曲です

「愛だったに違いない、でももう終わったこと」という壮大なコーラスは、

アリーナでもお風呂でも、誰にでも叫ぶことができます

2012年にマンチェスターでロクセットを見たとき、

この代表曲は観客の大合唱とビーチボールで迎えられ、その夜のクライマックスとなりました

フレデリクソンはすでに目に見えて(そして時には耳にも)弱々しかったが、

膨大な情熱と感情を、スウェーデンのバンド最大の世界的ヒット曲に注ぎ込んだようでした

皮肉なことに、30年以上にわたってラジオやクラブで

どこにでも流れている曲である『It Must Have Been Love』は、

1987年にスウェーデン限定のクリスマス・シングル

(サブタイトルは『Christmas for the Broken Hearted』)として誕生しました

EMIドイツはロクセットのソングライター、パー・ゲッスルに

「知的なクリスマス・シングル」を依頼したが、国際的なリリースには難色を示しました

スウェーデンでは4位を記録したが、1990年のリチャード・ギアとジュリア・ロバーツ主演の

ロマンティック・コメディ『プリティ・ウーマン』に収録されたことで、

世界中で爆発的にヒットし、全英チャートで14週連続3位を記録、

サウンドトラック・アルバムは全米でトリプル・プラチナ・アルバムに輝いたのです

ゲッスルが映画のためにこの曲を提出した時点で、デュオはすでに2曲の全米1位を獲得していました


一方、おそらく決定的だったのは、

『It Must Have Been Love』のイントロとアウトロがより鮮明に編集され、

“It’s a hard Christmas day”というセリフが

“It’s a hard winter’s day”に変更されたことで、

この曲の普遍的な魅力が増したことです

その後、この曲はラジオで500万回再生され、5億ドルという驚くべき金額を稼ぎ出したのです

幼い頃、兄の部屋に忍び込んでアニマルズの『We Gotta Get Out of This Place』や

ホリーズの『He Ain’t Heavy, He’s My Brother』などを聴かせていたゲスルは、

スウェーデンのフォークだけでなく、壮大なポップの変幻自在な力を長年にわたって理解していました

しかし、おそらく彼らのトレードマークである80年代のルックス(大きな髪、PVC、アイライナー)、

ゲートのあるスネアドラム、キーキー鳴るシンセのせいで、

ロクセットは長い間ポップ・フラッフィーと見なされてきました

彼らをインスピレーションの源だと主張するバンドはほとんどいなかったのです

よく比較されるが、ほとんど似ていないオーストラリアのデュオ、サヴェージ・ガーデンは、

自分たちはロクセットの影響を受けていないと主張していたほどです

ゲスルは動じることなく、「8年間、アバはスウェーデンで良い評価を得たことがない」と指摘し、

あのスウェーデンのポップ・センセーションとの比較は適切ではなかったのです

アバと同様、ロクセットの髪型や衣装に関する冗談は、

その後、彼らの技術に対するより敬虔な評価へと変わっていきました

この曲は、2010年のカムバック・アリーナ・ツアーの原動力となりました

ロクセットの再結成は、何年も病気で活動を休止していたフレデリクソンが、

ゲッスルのソロ・ギグに突然現れたことがきっかけでした

彼女は自信を失っていたが、その歌声は聴衆の涙を誘いました

この曲の持久力は、おそらく美しい歌声や大合唱よりも深いものに起因しています

この曲は、恍惚(音楽的)と苦悩(歌詞的)を完璧に融合させるという点で、

古いモータウンの青写真に従っています

この曲は、失われた愛、後悔、そして歌っている本人が、

関係を維持するためにもっと闘うことができたのではないか、

闘うべきだったのではないかという思いを歌っています

“It must have been good / but I lost it somehow”

「それは幸福にうまくいっていたに違いない/でも私はどういうわけか、それを失った」

このセリフの残酷なまでに辛辣で控えめな表現は、

本当に打ちのめされた人ならではの冷酷なユーモアがあります

困惑し、孤独なフレドリクソンは、愛は決して理解されないかもしれないと告げるのです

フレデリクソンの天才は、タイトル・ラインを苦しげなビブラートではなく、

すっきりとストイックに歌うことで、彼女が自分の運命を諦めていることを表現しているのです

しかし、中盤の急なキー・チェンジでは、痛みが再び押し寄せてきて、

彼女は振り出しに戻ってしまいます

『It Must Have Been Love』は、そんな苛烈な感情を4分15秒という完璧な時間にまとめています

マリー・フレドリクソンはもうこの曲を歌うためにここにはいませんが、

ロクセットの代表曲が本当に終わることはないでしょう


(記事文章終わり)








Roxette – It Must Have Been Love の歌詞和訳



[Intro]
Must have been love
But it’s over now

愛だったに違いない
でも、もう終わった




[Verse 1]
Lay a whisper on my pillow
Leave the winter on the ground
I wake up lonely
This air of silence
In the bedroom and all around (All around)
Touch me now
I close my eyes
And dream away

枕元に横たわるささやき
大地に置き去りにされる冬
孤独の内に目覚める朝(=目覚めたら一人だった)
ベッドルームと周りに漂う
静寂の気配
そのすべてが私に触れ
瞼(まぶた)に浮かべて(=想い出を辿って)
夢のように時間をぼんやり過ごす






[Chorus]
It must have been love
But it’s over now
It must have been good
But I lost it somehow
It must have been love
But it’s over now
From the moment we touched
‘Til the time had run out

愛だったに違いない
でも、もう終わった
幸福にうまくいっていたに違いない
でも、どういうわけか、それを失った
愛だったに違いない
でも、もう終わった
触れ合った瞬間から
時が尽きるまで




[Verse 2]
Make believing we’re together
That I’m sheltered by your heart
But in and outside
I turn to water
Like a teardrop in your palm
And it’s a hard
Winter’s day
I dream away

私はあなたのハートに覆われて
私たちは一緒になるって信じた
でも、内面も外見も
あなたの手のひらに落ちる涙の雫のごとく
私は一気に冷めた (*My heart turned to water = 興奮が一気に冷めた)
そして、辛い冬の日
私は時間をぼんやり過ごす





[Chorus]
It must have been love (Must have been love)
But it’s over now (But it’s over now)
It was all that I wanted
Now I’m living without
It must have been love (Must have been love)
But it’s over now (It’s over now)
It’s where the water flows

愛だったに違いない
でも、もう終わった
望みのすべてだった
今はもう失っている
愛だったに違いない
でも、もう終わった
思いが溢れて止まらない* 
(=水が流れる場所は、感情や思いが「自然に」流れる場所を意味する)






[Post-Chorus]
It’s where the wind blows

思いが溢れて止まらない*
(=風が吹く場所は、感情や思いが「自由に」表現される場所を意味する)






[Chorus]
It must have been love (Must have been love)
But it’s over now (It’s over now)
It must have been good
But I lost it somehow
It must have been love (Must have been love)
But it’s over now (It’s over now)
From the moment we touched
Till the time had run out
Yeah, it must have been love (Must have been love)
But it’s over now (It’s over now)
It was all that I wanted
Now I’m living without
It must have been love
But it’s over now
It’s where the water flows

愛だったに違いない
でも、もう終わったんだ
幸福にうまくいっていたに違いない
でも、どういうわけか、それを失った
愛だったに違いない
でも、もう終わった
触れ合った瞬間から
時が尽きるまで
愛だったに違いない
でも、もう終わった
望みのすべてだった
今はもう失っている
愛だったに違いない
でも、もう終わった
思いが溢れて止まらない





[Post-Chorus]
It’s where the wind blows

思いが溢れて止まらない






[Outro]
(Must have been love)
It must have been love
But it’s over now
No, no, no

愛だったに違いない
でも、もう終わった


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翻訳 Temperamental Instrument The Flute

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翻訳はリーダーズ英和辞典(研究社)及び リーダーズ・プラス(研究社)を基本としています


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